KAILでの学びが卒塾10年を経て、 自社の組織改革で花開く 計盛美幸


計盛美幸(かずもり・みゆき)
昭和鉄工株式会社 経営企画室長 兼 総務部次長
第9期生
『仕事』について
- 印象に残っている仕事もしくは出来事は何か?
- 昭和鉄工では、法務全般を担当し、契約からトラブル対応まで手掛けています。3年前から経営企画も兼務し、年度計画や中期経営計画、さらに人財育成にも注力しています。
法務では、予防法務として法令遵守の徹底など基盤固めに努める一方、表舞台となるのはある意味トラブル発生時です。法務が果たすべきトラブル解決とは、マイナス状態をゼロにすることだと思います。そのためには、一つひとつの事実を積み上げて整理する必要があり、収束時の達成感には独特の想いがあります。国内でのトラブルでも数年を要する中、海外トラブルの解決は特に印象に残った仕事でした。
法務とともに3年前から経営企画の仕事も兼務しています。単年度や中期の経営計画、人財育成に加えて、組織改革のプロジェクトも推進しています。
実はKAIL在籍時、自身のKAILプロジェクトのテーマとして、自社の組織改革を選びました。10年前の卒塾時、実行できなかった組織改革プロジェクトを3年前から取り組んでいます。具体的な取り組みの一つとして、社長から社員向けメッセージ『MVV紐解きレター』を配信するほか、社長と全社員とのオフサイトミーティングを70回程開催しました。
また、従来バラバラだった社是や理念をMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)としてまとめ、部署や各自のMVVづくりにも取り組みました。そのうえで、社内コミュニケーションの円滑化を図るため、自部署や他部署など多方面からの意見・助言を自身のMVV実践に活かすべく、『私のMVV360度ヒアリング』も実施しています。
KAILでの学びは、当社の組織改革において大きな足掛かりとなっています。

『 KAIL 』について
- KAILでは、どんな学びを得たのか?
※印象に残ったセッション、講師や同期生の言葉、出来事・エピソードetc - 「KAILで学んで来なさい」。当時の社長から言われた言葉が、KAILに入塾するきっかけでした。その頃はKAILについて分からないまま、相当な圧迫面接で試されながらの入塾でした。
入塾時は36歳という最年少組だったこともあり、当初は緊張の連続だったことを覚えています。そんな中、第一モジュールにおける東洋思想研究の田口佳史先生によるセッションは、特に印象に残っています。
一方、同期生と泊まり込みで行った企業経営シミュレーションでは、チームで2回の倒産を経験しました。企業再建時、安易にリストラ策を提案したところ、チームメイトの同期生から「本当にリストラをやれるのか、現実に自社の社員を捨てられるのか」との言葉を受け、彼の思想や生き方に私自身の考えの甘さを実感しました。
そして、KAILプロジェクトでは、あえて難問とされた組織改革に挑み、苦労しながらも無事に卒塾できました。
いまから振り返っても、KAILではセッションに加えて、その後の懇親会での振り返りなど、かけがえのない時間でした。共に学び、共に苦労した仲間との絆は、私にとって大切な存在です。それまで小さな世界の中にいた私は、KAILをきっかけに世界の大きさを知ることができました。KAILと出会ったことで私の人生は大きく変わり、私とKAILを結び付けてくれたすべてに感謝しています。
『 プライベート 』について
- あなたにとって大切なものやことは何か?
- お金で買えないものが一番大切だと考えており、具体的には家族や健康、仲間、時間などです。今後も私にとって大切なものに心を向けていきたいと思います。
- 座右の銘や好きな言葉、愛読書は何か?
- 「この一瞬に自己の最善を尽くす」という言葉が好きで、そのような一生でありたいと願っています。愛読書は、イギリスの哲学者ジェームズ・アレンが著した『原因と結果の法則』です。「人は心の中で思ったとおりの人間になる」というメッセージは、自己意識の重要性を強調するとともに、KAILの教えに通じるものがあります。
- あなたの気分転換法や
健康維持増進の取り組みは何か?? - 気分転換法の一つは、小説など本を読むことです。また、幼い頃からピアノを習っており、30歳を過ぎてからはバイオリン演奏も始めました。

- あなたの趣味やこだわりは何か
- 趣味は音楽鑑賞や楽器演奏です。また、美味しいものを食べることも好きで、ストレス発散にもなっています。
DATA
- 名称
- 昭和鉄工株式会社
- 住所
- 福岡県糟屋郡宇美町大字宇美3351番地8
- 事業
- 熱源機器、空調機器、サーモデバイス機器、景観製品、鋳造品等の製造販売・メンテナンス
- 会社URL
- https://www.showa.co.jp/
2026年4月時点





