建塾20周年記念ページ

これまでのあゆみ

2001
2001
  • 福岡県・福岡市・九州大学・九州電力の担当者で事務局担当者会議を開催
2004
  • 特定非営利活動法人九州・アジア経営塾として設立
  • 初代塾長に四島司氏が就任
  • 第1期碧樹館プログラムを開設
初代塾長 四島司氏
開講式
2007
  • 碧樹館プログラムの同窓会として碧樹会が発足
  • 初代碧樹会会長に佐藤操氏が就任
2011
  • 2代目塾長に明石博義氏が就任
2013
  • 第1期アジア研修プログラム(スタディツアー)を開設
2016
  • 4代目碧樹会会長に田中洋之氏が就任
2022
  • 6代目碧樹会会長に神山勝司氏が就任
2003
  • アジア九州ビジネススクール(仮称)推進協議会の設立総会を開催
  • 九州・アジア経営塾推進協議会に名称を変更
2006
  • Field Trip to Asiaを初実施(中国・上海を訪問)
2010
  • 第1回ヤングエグゼクティブ・プログラムを開設
2012
  • 海外(アジア)研修プログラムパイロット版、タイスタディーツアーを実施
  • 2代目碧樹会会長に副田智幸氏が就任
2014
  • KAIL設立10周年記念フォーラムを開催
  • 3代目塾長に橋田紘一氏が就任
  • 3代目碧樹会会長に永尾亮二氏が就任
フォーラム
3代目塾長 橋田紘一氏
2018
  • 5代目碧樹会会長に中村卓也氏が就任
2023
  • 第20期碧樹館プログラムを開講
  • 第14期ヤングエグゼクティブ・プログラムを開講
  • 第13期アジア研修プログラムを開講

記念イベント

「今こそ、KAILの価値を問う」
~ 磨き合い、つながる“人財の森”の未来へ ~

イベント概要

イベント名
「今こそ、KAILの価値を問う」
開催日時
2024年5月25日(土)
セミナー:13:00~17:30
懇親会:18:00~19:30
場所
セミナー:電気ビル共創館 みらいホール
懇親会:電気ビル本館 地下ホール
スケジュール
●セミナー:
  • 開会、開会挨拶、祝電等披露
  • 基調講演PartⅠ
    「逆境を超えて ~ミスター牛丼のリーダーシップ~」
    株式会社吉野家ホールディングス
    会長 安部 修仁 氏
  • 基調講演PartⅡ
    「九州から日本を元気にする ~地域創生と社会への恩返し~」
    株式会社ジャパネットホールディングス
    代表取締役社長 兼 CEO 髙田 旭人 氏
  • テーマトーク 「~ 磨き合い、つながる “人財の森” の未来を共に ~」
    《モデレータ》
    • 九州大学大学院 経済学研究院 教授 星野 裕志 氏
    《パネラー》
    • 株式会社吉野家ホールディングス
      会長 安部 修仁 氏
    • 株式会社ジャパネットホールディングス
      代表取締役社長 兼 CEO 髙田 旭人 氏
    • 株式会社地域みらいグループ
      代表取締役社長(九州・アジア経営塾9期生)脇山 章太 氏
  • アンケート記入、閉会挨拶、閉会

●懇親会:
《卒塾生・関係者の人的ネットワークを広げ、深める場》
  • 開会、開会挨拶、乾杯発声
  • 歓談(途中アトラクションあり)
  • 閉会挨拶、閉会
フライヤー

イベント概要

Coming soon

碧樹の森づくり(植樹)

Coming soon
〜 建塾20周年記念企画 〜

歴代碧樹会会長 座談会

  • 第1期生
    初代会長
    佐藤 操
  • 第1期生
    2代目会長
    副田 智幸
  • 第3期生
    3代目会長
    永尾 亮二
  • 第4期生
    4代目会長
    田中 洋之
  • 第7期生
    5代目会長
    中村 卓也
  • 第6期生
    6代目会長
    神山 勝司
佐藤:
卒塾生が1期、2期、3期合わせて100名になるときに、学びの継続と磨き合い、それによって卒塾生それぞれが成果を上げ続け、その成果をシェアしていくことを目的として碧樹会を立ち上げた。事務局メンバーも含めてフルメンバーの100名近くが集まり、碧樹会の名前も投票して決めた。あの時の沸々とした熱意と志が原点にある。碧樹の由来である「清らかな流れは絶えることなく、常緑樹の青さも衰えることがない(※①)」というものは、皆の心構えにあるはずで、志を共にするものの集まりが碧樹会。その志は死ぬまで持ち続けていくものだと思っている。
副田:
10周年を迎えるときに碧樹会としてのバリューを決めようと、ここにいるメンバー、中村さんなどが中心となって3つのバリューを定めた。「学びの場の継続」「人的ネットワークの深化」「社会への恩返し」、この3つが我々の価値であり、これらを実践するために碧樹会があると思っている。
自分としては「学びの場」、それが大きい。卒塾して19年経つが、志が少し薄らぐこともある。その度に碧樹会のメンバーと会って、磨き合い、学び合うことの大切さを再認識する。碧樹会はそうした場でもある。
永尾:
卒塾時にはアルムナイ組織がなかった。卒塾式の日にプログラムディレクターの蓮沼さんからは卒業は英語ではCommencement、始まりという意味だと言われたが、終わったという気持ちがあった。一方で、KAILでは刺激的な学びを得ただけに、このまま終わっていいのかと思っていたところに、アルムナイ組織を作るという動きがあった。
当時、休日出勤した帰りに佐藤さんと天神でばったりお会いしたことがある。アルムナイ組織を作るために休日を割いておられると聞いて、熱い思いを目の当たりにした。そうした熱い思いがあって碧樹会が発足し、そのおかげで卒塾は終わりではなく始まりとなり、磨き合いが続くことになった。それは凄いことだと思っている。もし碧樹会がなかったら、10か月に学びで得た気づきも薄れ、学び忘れで終わってしまっていた可能性があると思っている。
田中:
4期は卒塾と同時に碧樹会に入会した。組織としては既に出来上がっていて、正直なところ初めて会合に参加したときはガチガチな組織だなと思った(笑)。
ただ、卒塾して燃え尽きた感はありながらも寂しい、まだ学びたい、これで終わりたくないという思いがあったから、アルムナイ組織があるのは有り難かった。それで幹事になって「よしやるぞ」と。幹事として踏み込んで活動した。
中村:
碧樹会はサードプレイス、「多様で異質な人々が自分の社会的立場を気にせずに気軽に集まり交流できる場」としてゴルフコンペなどもやっている。新しいコミュニティの場としてサードプレイスの重要性は知られているところだが、碧樹会が珍しいのは、そこで自分を高められること、新しい価値観が得られること。これは他のサードプレイスにはない。碧樹会が尖っているところだ。私自身も未だに「このままでいいのか」と思わせられる。仲間たちとの切磋琢磨が続けられる場所というのは、サードプレイスを超える稀有な存在、その稀有さを知ってほしいし、碧樹会が持つこの比類なき価値を世の中の多くの人に伝えたい。
神山:
KAILで情報、知識としての学びを得て、それを実践に移したときに自分と近い立場にある人たちの経験、特に悩みや失敗談を直に聞くことは勉強になる。また、利害を超えていろいろなことが話せる非常に楽しい場でもある。 一方、碧樹会への参加をハードルが高いと感じる人も多いと思う。私が卒塾した頃は、まだ卒塾生も少なく、同じような年代、立場の人が運営していたが、会員が増えてくるにつれ、先輩達の考えを慮って若い期の人たちが自由に活動できないという雰囲気を感じることがあった。このため、幹事期制度を導入し、まずは、皆さんが一度碧樹会に関わってもらうようにした。そこから継続するもよし、離れるもよし。経験してもらうことが大事だと考えている。少しずつではあるが、私が入ったころの幹事会に近づいてきている。
副田:
昔の幹事会も楽しかったが、今の若い人たちも楽しそうにやっている。幹事会のスタイルは変わったとしても、楽しめる場であることは違いないようだ。
  • ※①「清流無間断 碧樹不曾凋」(求める心を堅固に持ち続けることと不断に努力することの大切さを表す禅語)の現代語訳。
佐藤:
似た志を持って活動する人たちとのネットワーク、外部とのつながりがあるのも碧樹会ならではだ。九州大学ビジネス・スクール(QBS)のアルムナイ組織である「QAN」とは定期的に情報交換している。
永尾:
社会貢献活動を行っている人たちが情報交換し、懇親を深める101プロジェクト(※①)は長く続いている活動の1つで、今年も6月に開催する。
中村:
私は社会への恩返しの活動に充実感を覚える。かつて、若手の社会人との合宿で夜を徹して話明かしたことがある。非常に達成感、充実感があった。
神山:
私は寺子屋(※②)の後の飲み会が一番の楽しみ。寺子屋での学びをトピックにしてフランクに会話できるのがよい。ただ、碧樹会の活動に参加していない人でも、会って話をすると熱い思いを共有できる良さを感じている。社会人として同じ学びを経験した者同士、共通言語を持って喋ることができる。高校や大学の同窓以上かもしれない。
副田:
最近では、政財界の会合に出席すると必ずKAIL卒塾生がいる。その人数も着実に増えている。碧樹会の会合に出ていない人も、そうした場で碧樹会メンバーと会い、つながりが深くなっている。それにしても、政財界での発言権、存在感が増してきたことは、率直に嬉しいことだ。
田中:
私が会長を務めたころは、碧樹会の次の展開を考える時期だったので結構動いていた。アジアとのネットワークも視野に入れて、国際部も発足された。その後にコロナがあって停滞した時期があったが、今は次なる章が始まる時期だと感じている。20周年はまだ途中であって、これからを見据えることが大切だ。 これから定年退職を迎えるメンバーにとっては、碧樹会が社会とつながる受皿になる。バックグラウンドに関係なく、碧樹会で活動することができる。その価値は年齢を経るほど強く実感できるだろう。志があり、能力もあるポテンシャルの高い人たちだから、第2、第3のステージでできることは多い。だからこそ、早い時期から碧樹会に関わっておくとよい。
副田:
碧樹会は、リタイアした時にいつでも戻れる場であることをわかっていてほしい。今まで参加していなかったから行きにくいとは思ってほしくない。KAILの卒塾生として同じ志を持つ仲間のための開かれた場でありたい。
中村:
私は碧樹会は今、長い目で見るとセカンドステージにあると思っている。現役の先輩方が最初の仕事を退職されて次の場へと転職されているが、その転職の在りようがいかにも碧樹会らしい。しばらく続くと思うので、メンバーにはその在りようをぜひ見て欲しいし、先輩方には新しいステージでどのように活躍されるのかを発信してほしい。
さらにその先があると思っている。10年後にはサードステージとして、時間が十分できるようになったときに、皆さんが社会のために活動するステージがくる。
  • ※① 2011年に始まった、社会貢献をテーマに、気軽に集まって話を聞いたり、物販収益を社会貢献に充てたりする取り組み。碧樹会はプロジェクト実行委員会の一員。
  • ※② 「サロンde寺子屋」の略称。KAIL卒塾生が持ち回りで講師を務める。自らの仕事や人生を棚卸し、その知見・経験・志を参加者と共有する場。
佐藤:
KAILの旗を高く掲げ、地域への恩返しを碧樹会でやりたいという思いがずっとある。社会貢献活動の中心となるのは第3ステージのメンバーになるだろうと考え、碧樹会+(プラス)(※①)を立ち上げた。50周年の頃には60代以上の会員の比率も高まるだろう。サードステージにある人が社会貢献活動をリードしていきたいと思っているし、碧樹会の主たる活動の場になっていくだろう。そのためにも碧樹会プラスのメンバーを中心としたネットワークをしっかり作っていきたい。50代後半から65歳というリタイアの時期になって困ること、経済的な問題もある。就職マッチングによってフォローし、互いにメリットがあればと考えている。 私自身は中村哲(※②)さんにギフトを返したい思いがあり、サードステージのなかで取り組んでいきたい気持ちがある。
副田:
道州制はなかなか進まない。九州は観光で1つになるのは難しいが、環境でなら1つになれるのではとないかと思っている。サスティナビリティアイランドとして、例えば再エネ活用によるCO2削減やペットボトルなどのリサイクルを進めていけば、九州は石油を使わない環境先進の島として世界の環境問題にも発信できる。環境経営と言われているわけだから、碧樹会メンバーが所属する企業で活動を主導し、それを碧樹会、KAILの旗のもとでできれば理想的だ。
中村:
「地域循環共生圏」(※③)というのは、エネルギーだけではなく資源も生物多様性も含めて地域で循環するというものだが、碧樹会のメンバーが中心となり、それぞれの分野での活動を束ねて地域循環共生のモデルを作れると面白い。
永尾:
例えば、今後20年で卒塾生が700名増えれば現在の卒塾生に加え、さらに700通りの志を持った卒塾生が、各地に散らばって志の実現に走る。そのことが結果として九州、地域をよくすることになる。志は磨き合い、影響しあって涵養され強くなる。碧樹の由来である木に例えると、多種多様な木々が成長し、地域にもプラスの影響をもたらす。それが私のイメージする碧樹会の将来の姿だ。環境にこだわる人がいて、社会貢献したい人がいて、あるいは会社の組織を活性化したいという人がいて、幾つもの志があってそれぞれに活動し、しかし、おおもとでつながっているのが碧樹会だと思っている。
田中:
社会で注目され、成果を上げる取り組みの多くに碧樹会が関わることになりそうだ。そうした取り組みから「碧樹会メソッド」が生まれると面白い。
中村:
今後10年の話をすると、私個人としては「碧樹会マガジン」を作りたい。会員がどんな分野で如何にがんばっているかを密着取材して、定期的に発行できたらいい。20周年企画で会員紹介の「人物図鑑」(※④)を制作することができたが、もう一歩踏み込みたい。個々人のキャリアが照会できるプロファイリングもあると役立つ。仕事内容、得意領域がもう少しわかるだけで、ビジネスの接点が見つかり、コラボレーションの機会も広がる。 私たちが学べるようなオンラインのコンテンツ、講師の録画を安価でみられるなど我々の学びのツールが充実するといい。 外向けには、今やっている学生向けの活動、過去に行った若手の社会人向けの志合宿などは、有料でもよさそうだ。就職支援活動もそうだ。経験豊富な碧樹会会員が講師だからこそ、他ではできないアドバイスができる。多少なりとも料金が発生した方が、しっかりしたものを企画して継続してやっていける。依頼する側も目的を整理して契約することになるだろうから、活動の質が高まる。
副田:
プロファイリングはどこまで情報開示するかは個人に委ねることになるが、ホームページにフォームを作っておいてアクセスできるようにするといい。いずれ情報が蓄積されていき、価値あるデータベースになっていくだろう。
田中:
ヤングエグゼクティブ・プログラムの卒塾生をユース会、碧樹会は親会のようなものと考えるならば、双方の交わりがあってもいい。碧樹会から働きかけて、例えば年1回のゴルフコンペなど緩いところから始めてもいい。
神山:
KAILに入塾し、全国の高校生を対象とした「日本の次世代リーダー養成塾(※⑤)」の担任も経験した。 社会への恩返しという点では、次代を担う人たち、高校生の志のある人たちと向き合っていくことは重要だと思っている。高校生の熱い思いに触れて刺激を受けることもできる。今後、碧樹会のメンバーは会社をリタイアする人が増えていくことを考えると、次世代リーダー養成塾との連携にも興味がある。その後、社会人となってヤングエグゼクティブ・プログラム、QBS、碧樹館プログラムとつながっていくと面白い。
全員:
巨大な組織、あらゆることにチャレンジできる場になっていきそうだ(笑)
  • ※① セカンドキャリアを支援する団体。志を持った現役引退世代が十二分に活用できる時間を活用して、地域貢献や次世代育成のための活動等を実施できるようサポートをしている。主なサポートはKAIL派遣企業とのジョブマッチング、起業、ボランティア。
  • ※② 福岡県出身の医師・社会活動家(1946-2019)。長年アフガニスタンで医療と用水路建設に従事し、同国の保健・社会の維持向上に寄与。碧樹館プログラムにも亡くなる直前まで講師として登壇。
  • ※③ 日本が目指す持続可能な社会の姿。国の「第5次環境基本計画」で掲げられた。 
  • ※④ 卒塾生の紹介ページ(通称:KAIL人物図鑑)
  • ※⑤ KAILと同じ2004年に開塾。地方自治体と経済界が連携し、高校生をリーダーとして育成する2週間のサマースクール。(https://leaderjuku.jp/
01
碧樹会の意義について
02
これまでの碧樹会の活動について
03
碧樹会の将来像について

実行委員会

実行委員会名簿

お知らせ

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