自らの内的動機に志を持ち、行動を起こして新たな価値を創造していく 石塚健一

『仕事』について

印象に残っている仕事もしくは出来事は何か？

　コロナ禍という難局に際してクライアントと共に乗り越えたことが、印象に残っている仕事です。飲食店と向き合って集客をサポートするだけでなく、売り上げや利益を上げていくサポーターである『ぐるなび』にとっても変革期でした。そして、会社としても難局を乗り越えて、変革を成し遂げることができました。
　明治維新150周年事業として、自治体や地元企業、飲食店と連携して、鹿児島に新たな食文化を生み出す取り組みとして『西郷（せご）丼』という新たな丼メニューを開発したことも印象的な出来事でした。
　西郷丼とは、①鹿児島の食材を使っている②西郷の名に恥じぬ豪快さ③丼の歴史に残るおいしさを持つ丼メニューです。キャンペーン期間中、鹿児島県内の約100の飲食店の料理人が、薩摩っ子の誇りをかけて作り上げました。

仕事上での強みや差別化は何か?

　仕事上での強みや差別化できている点としては、飲食店のサポーターであり、お店にとっての一番の相談役としてのコンサルタント業務が挙げられます。また、飲食店など向けに経営に関わる各種業務における支援サービスを提供しています。そして、何よりも食関連のスペシャリスト集団である点が特色です。

今後に向けた抱負や思い、夢は何か?

　今後に向けての取り組みとしては、食関連にまつわる後継者問題の解決に乗り出していきたいと思います。一方、外食産業に従事する人材の確保にも努めたいと考えます。ぐるなびの再成長の一翼を担う仕事をしていきたいので、飲食店と地元企業をつないでいくことを通じて、地域の活性化にも貢献していきたいと思います。
　個人的な夢は世界一周であり、世界各地を食べ歩きしていきたいですね。

『 KAIL 』について

KAILでは、どんな学びを得たのか?
※印象に残ったセッション、講師や同期生の言葉、出来事・エピソードetc

　自らの内的動機に「志」を持ち、行動を起こしていくことで新たな価値を創造していくことをKAILで学びました。そして、役職や肩書で仕事をするのではなく、「夢」や「想い」を組織内に昇華させていくことを通じて、各自が個人としての役割を理解した上で自らの行動を起こすようになりました。
　その一方、固定概念については疑いを抱きながら、何事も客観的な視点を持ち、本質を見極めることを実践しています。
　これらの成果は、KAILプロジェクトとして取り組んだ「外国人留学生を活用した派遣事業」という新規事業の提案書作成でも大いに生きてきました。

『 プライベート 』について

あなたにとって大切なものやことは何か?

人との出会いや巡り合わせなどの縁を大切にしています。
そして、「明るく元気にポジティブに！」「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」「利他の心」なども大事にしています。

座右の銘や好きな言葉、愛読書は何か?

座右の銘は、「一期一会」「継続は力なり」です。
愛読書は、稲盛和夫著『生き方』です。

あなたの気分転換法や
健康維持増進の取り組みは何か?

サウナ活動（サ活)、フットサル、ゴルフ、週に2回通うジムでの筋トレ。
国内・海外を問わず旅行での食文化体験

あなたの趣味やこだわりは何か?

飲食店巡りでは、できるだけ行ったことのないお店へ行くにしています。そして、旅行は、あまり予定を詰め込み過ぎないにして、その時々の感性を大事にしております。