未熟さや至らなさをバネにして、 KAILで学びの本質を体得する 松田夕子


松田夕子(まつだ・ゆうこ)
正興電機株式会社 参与 人材活性推進部長 兼 人材開発グループ長
第20期生
『仕事』について
- 印象に残っている仕事もしくは出来事は何か?
- 人事という仕事に正解はなく、また100点満点が取れるような仕事でもありません。いろいろ手探りをしていきながら、みんなが納得できるような落としどころを見つけていく仕事といえるでしょう。それでも時として反対が起こり得る仕事です。
たしかに「この仕事をやり遂げた」という達成感は、得にくい仕事になるものの、会社が抱えるいろいろな課題や問題について、常に社内の仲間らと語り合いながら、話し合いを重ねていきます。まだまだ、やるべき事は沢山ありますが、当社に入社した従業員の後輩を育成している姿や、職場で活躍している姿をみることが一番の喜びです。

- 今後に向けた抱負や思い、夢は何か?
- 当社は、技術系の採用が多く、その母数となる理系の女性が少ないことから、女性比率が低い職場です。そのため女性社員は補佐的業務や事務職につく場合が多く、また結婚・出産を経験して子育てをしている女性社員は、男性社員に比べて昇進や昇格のスピードにおいて、ハンディーキャップがあるという傾向がみられました。
私自身も良くも悪くも「女性だから・・・」と、女性視される環境で働き、自分に自信が持てない時期が長くありました。そういう思いを抱えながら働いてきたからこそ、同様に、自身の思う働き方ができず、モヤモヤとした思いを抱えている社員らが今後、気兼ねすることなく、本来の輝きをもって活躍できるような会社づくりに取り組んでいきたいと思っています。
『 KAIL 』について
- KAILでは、どんな学びを得たのか?
※印象に残ったセッション、講師や同期生の言葉、出来事・エピソードetc - 当社は1期生からKAILに派遣しており、社内には尊敬するKAILOBの先輩が沢山います。そのため、「いつかは自分もKAILに入塾したい!」と思っていました。以前から手を挙げていたものの、塾生を推薦して派遣する部署に所属していたため、なかなか私の番は回ってきませんでした。ようやく自分の番が回ってきた時には早速、自分自身で自分の推薦状を書きました(笑)。
念願叶い入塾できましたが、KAILに通っていた11ヵ月は、仕事と家庭、そしてKAILと、どのように過ごしていたか記憶にないほど、濃く熱い日々を過ごしました。
KAIL入塾当初、私は自分自身の未熟さを痛感しました。第1モジュールでは、どんなに準備をしてセッションに挑んでも同期のレベルや考えに遠く及ばず、自分自身の至らなさにたびたび落ち込みました。第1モジュールの後半に実施した、漫画『宇宙兄弟』の編集者だった佐渡島庸平先生のセッションは、そんな私を救ってくれました。
「至らなさや未熟さを嘆くのではなく、どうやって補うのかを考えることが大事。自らの未熟さを受け止めることから、自分自身の成長は始まる」「荷物を一人で持てなければ、周りの人たちに手伝ってもらえばいい」という考え方は、私にとっては新鮮でした。弱みを克服しようとする考えは自分自身で留まるが、弱みを相互に認識し、開示し合いながら働くことは、組織力を高めていくチャンスにもつながるということに気付けました。また、「事実と主観をわける。弱みは強みかもしれない」という言葉も、自分に自信が持てない私にとって、自分を受け入れる大きなきっかけとなりました。
そして、第2モジュール以降は、私自身のベクトルを前向きに定めることができ、大変有難かったと思います。
KAILプロジェクトでは「稼ぐ力を強くするための問題分析」をテーマに取り組みました。「どうすれば組織を変えられるか。人の意識を変えられるか」について、考えていました。そんな時、ポーラ・オルビスホールディングス執行役員の末延則子先生の「危機感で人は動かない。<やりたい>と思う姿を示して、環境や仕組みを作ることが大切だ」という考え方は、衝撃的でした。これらは、会社の課題を解決していく上で大いに役立ちました。
『 プライベート 』について
- あなたにとって大切なものやことは何か?
- コンフォートゾーンに身を置くと、すぐ怠けてしまうので、常に刺激をもらえるような環境に身を置くことを心がけています。KAIL以外にも過去参加した研修等で知り合った方とは今でも連絡をとっており、近況を報告し合っています。
切磋琢磨できる仲間がいることは、私にとって財産です。

- 座右の銘や好きな言葉、愛読書は何か?
- 本田技研工業の副社長だった藤沢武夫氏の「三歩先を見て、二歩先を語り、一歩先を照らす」は、私が大切にしている言葉です。
- あなたの気分転換法や
健康維持増進の取り組みは何か?? - 気分転換法は、ヨガです。自らの内なる声に耳を傾ける時間をつくることで、ストレス解消しています。
- あなたの趣味やこだわりは何か
- 飲むこと・食べることです。おいしいお酒があれば、それにあった料理を考え、大好きな仲間と至福の時間を共有できることが何よりの楽しみです。
DATA
- 名称
- 株式会社正興電機製作所
- 住所
- 福岡市博多区東光2丁目7番25号
- 事業
- 電気設備製造業
2026年4月時点





