アジア研修プログラム

アジア研修プログラムとは

KAILでは、碧樹館プログラム「Field Trip to Asia(FTTA)」 で培ったノウハウを活用し、次世代リーダーと期待される人財を対象とする海外研修を行っています。 目覚ましい躍進を続けるアジア諸国を研修会場とし、実際に自分の目で見、耳で聞き、肌で感じ、刺激を受けていただきます。

プログラムの目的

親日家が多い東南アジアの国々では、いかにビジネスリーダーが国の発展のために貢献しているのか。彼らは日本をどう思っているのか。その現場を歩き、日本はアジアの国々を相手にいかにビジネスを行えばよいのかを考えます。
多様性が求められる今、アジアの国々はどのように人種や宗教などの違いを乗り越え、ビジネスを成功させているのかも学びます。
そして、九州は本当に国際化しているのか。自分や組織のあり方を再考し、将来を担うグローバルな視点を持ったリーダーへのステップアップの機会とします。

プログラムの特徴・構成

【事前研修】

アジア研修プログラムの目的や訪問国についての事前学習をするとともに、自分自身の目標設定を行います。 また、フィールドワークに向けて準備(チーム編成・テーマ選定・役割分担など)を行います。

【現地研修(スタディツアー)】

講義

日本および訪問国の政財界のリーダーによる講義を受けます。参加者全員が、共通のテーマや目的を持つことで九州・日本を振り返り、国際社会においてどのような関係を築き、どのような役割を果たすことができるのかを考えます。

企業訪問・視察

海外展開している日本企業および現地企業を訪問・視察し、ビジネス環境や展望、人財育成の考え方などを学びます。実際に“現場”で“現物”を観察し、“現実”を認識した上で気付きや学びを得、新たな刺激を喚起します。

現地のビジネスパーソンとの交流

座談会形式で、海外で活躍するビジネスパーソンとのディスカッションを行います。実際に現地で活躍する方々から、「何を基軸とし、どのようなビジョンを持って日々のビジネスに対峙しているのか」「現在の日本や九州をどう捉え、何を期待しているのか」などをお話しいただき、質疑応答や意見交換を通じて、新たな気づき・学び・刺激を得る機会を創出します。

フィールドワーク

現地研修までの期間で、訪問企業のリサーチや当日のスケジューリング、現地担当者と訪問目的・内容の打ち合わせを行います。
フィールドワーク当日は、研修生のみで1日かけて実際に現地企業を訪れ、各企業の取組みを学ぶとともに、企業の価値観や志にも触れます。 帰国後には事後研修内でチームごとに結果報告を行います。

【事後研修】

チームごとにフィールドワークの結果報告を行います。研修を通して考えた自分のあるべき姿、所属組織や社会への貢献のあり方など、具体的に今後、どう取り組み、実現させていくのか、決意表明を行います。

修了生の声

上津原雄太
九州旅客鉄道株式会社

KAILの高い理念の上に、積極性の高いメンバーにも囲まれ、非常に成長できた3ヶ月だったと思いますが、これがリーダーとなるための勉強のスタートだと思って頑張ります。

久保 恵子
株式会社ミズ

タイ企業の訪問はグループごとで訪問企業を決め、アポイントを取るなど、主体的に行動することが必要となりより学びが大きかったと思います。自分達で考え行動する、他社の方と協力して進めることで相手への思いやりなどにも繋がり、知識はもちろんですが心も豊になる研修だったのではないかと感じました。(派遣元メッセージ)

近藤 沙耶
西日本鉄道株式会社

事前研修~事後研修まで、プログラムメンバーの学びが最大になるべくご尽力いただき、本当にありがとうございました。今年はまだ始まったばかりですが、仕事においてもプライベートにおいても、本プログラムは2024年の自身のハイライトとなりました。またお会いできることを楽しみにしています。

坂本 裕三
株式会社マツオヒューマンネットワーク

今回、このような貴重な機会をいただき、参加者および事務局の皆様に深く感謝いたします。この年齢になり自分のこれまでを見つめなおすことができ、今後の方向性が見えたように思います。このご縁を今後も大切にしていきたいと思います。

佐藤 友理
宗像市役所

素晴らしいプログラム、KAILの皆様および関係者様のご支援のおかげで本当に学びのある研修となりました。そして、やはり今回のどのメンバーも士気がたかく切磋琢磨できたことが本当に良かったと思います。これからもご縁を大切にしていきたいです。ありがとうございました。

中村 浩太
株式会社共栄ビル・パートナーズ

特に印象的なのは「自分がやっている仕事を好きになることが大事」という点です。仕事が好きになる為の努力はせず、義務感だけでやっていた自分には、その発想はかなり新鮮でした。
また、タイから帰ってきて以前に比べて自分・他人の言動に関して振り返ることや仮説を立てることが増えました。仮説思考力を鍛えることは、実行力を発揮するうえで必要不可欠なことだと研修を通して感じたので、今後も続けていきます。

派遣元企業・団体の声

西部ガス株式会社

当社は、アジアという視点でリーダーとしての知見をひろげ、自己成長を促すことを目的に、中堅社員を当研修に派遣しています。研修後派遣メンバーからの報告からは、短期間のプログラムを通じて、世界で活躍するリーダーや、他企業から派遣された参加者から様々な刺激を受け、自分だけでなく周囲の成長を考える人材に成長していることを実感します。KAILの充実した海外研修プログラムは、20年培われたノウハウや人的ネットワークによるもので、今後も人材育成の重要な機会として活用したいと考えています。

宗像市

宗像市では、民間企業の経営感覚やスピード感覚を身につけ市政に役立てることを目的に、アジア研修プログラムへの職員派遣を行っています。 異業種メンバーとの交流や海外訪問を通じて他団体の先進的な取組や柔軟な発想に触れることで、OJTや組織内研修では得ることができない幅広い知識や経験を身につけています。また、経験者たちがいきいきと活躍する姿が後輩職員の良きロールモデルとなっていることから、今後も継続して参加したいと考えています。

募集要項

想定する研修生像
次世代リーダー及びリーダー候補
研修期間
事前研修:1日
現地研修:4泊6日 ※訪問都市 クアラルンプール(マレーシア)
事後研修:1日
募集人員
20名(1社2名を上限)
※お申込みは先着順とし、上限に達し次第募集を終了いたします。
申込方法
「アジア研修プログラム申込書」申請フォームからお申し込みください。
 後日、事務局より申込書一式をメールにてお送りいたします。
申込締切
2024年11月13日(水)

アジア研修プログラム パンフレット

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