経済のグローバル化やIT技術の進展などにより、社会・経済環境が急激かつ大きく変化する中において、より若い世代の人材教育を望む声が多くの企業・組織の皆様から寄せられています。
九州・アジア経営塾では、そうした声を受け、2010年、若手のビジネスリーダーや管理職候補の方を対象に、「リーダーに必要なスキルを提供することで、問題解決に向けたアプローチ方法等を伝え、以後の学びや行動への動機付けを行うこと」
を目的とするヤングエグゼクティブ・プログラムをスタートしました。
本プログラムでは、若手ビジネスパーソンが今後リーダーとして成長していく上で不可欠なビジネススキル(戦略的思考/財務・会計/マーケティング/現場力/リーダーシップ)をワークショップ形式で学びます。また、若手経営者との対話や、様々な業種・職種の他受講生との交流会を通じ、より広い視野と知恵の熟成を目指します。
セッション①
セッション②
寺子屋式リーダーシップ対話①
寺子屋式リーダーシップ対話②
一番の変化は、自分のリーダーシップスタイル(メンバーそれぞれが”自分らしさ”を最大限発揮して輝けるよう、そっと手を差し伸べたり、最初の一歩を後押しする身近な応援者)に自信が持てたことと、Do偏重からBe を重視するようになったことです。研修チームメンバーからの温かくも厳しい本音のフィードバックを継続的にもらえたことと、様々なリーダー達と出会い彼らを鏡に自身と徹底的に向き合えたことが変化の理由だと考えています。
行動の原動力は、在り方と人間関係であって、自分の行動次第で周りを変えられることは多いと思えるようになりました。 自分と周りの関係性を強めることで、職場の協力者が自然と増えていったため、チームビルディングの重要性に気づき、実践しています。
私の「殻」は、自分事として本気になることを避けていたことです。「誰かから求められていること」を私がすべきことと思い込み、Beや責任も私の「外」に置いていました。また、「求められていること」も自己都合で解釈していました。自分自身と周囲のBeを共有するためのコミュニケーションを怠らず諦めず、内外に目と気持ちを向け「私だからできること」を実践していきます。
私にとっての殻は、所属チーム及びメンバーやクライアント等に対する興味・関心しかなかったことです。 組織全体が生み出すことができるインパクトや抱える課題など、このプログラムを通じて 組織に対する興味関心とより良くするための行動が生まれました。やりがいや可能性を感じるためにも他部門とのクロスファンクション業務の推進、部門が交わるための接点作りなどに取り組んでいます。今後も組織全体をどう動かしていくか、良くしていくかを考え行動していきます。
本プログラムを終え、心持ちの変化としては、学ぶ姿勢から活かす姿勢に変化したことです。半年前は学びたいという前向きな気持ちはあったものの、それをどうしたいという意識までには及んでいなかったです。セッションを重ねる中で、この学びを自社にどう活かすか?という意識が生まれたことは、視座が高まった証左であり、自身として、大きな一歩だと感じています。
研修チーム、職場チーム共に自身の本気度が周囲に伝わったタイミングからチームビルディングが加速していくことを体感できました。 先ずは自らが変わり、真の本気を周囲に目に見える形で伝えることを意識、行動出来るようになりました。
佐賀県では、リーダーとしての素質の向上、民間企業との人脈構築などを目的に、令和2年から毎年ヤングエグゼクティブ・プログラムに職員を派遣していますが、受講者からは次年度も職員を派遣するべきという声を毎回聞きます。 それは、当プログラムが優秀な仲間たちとともに、チームビルディングを軸に、リーダーに必要な知恵を実践的に学ぶことができ、また個人のビジョンやあるべき姿を設定し、努力することで成長できる貴重な機会だからではないかと考えています。 受講生たちがリーダーとして活躍する姿が、早くも待ち遠しいです。
弊社からの派遣目的は次世代リーダーの育成のためとしております。
実際に参加した社員をみると、課題発見を積極的に行い、チームの中で課内リーダーとしてシェアドリーダーシップを発揮しながら、現在の業務を進化・深化させ、楽しみながら成長しています。
また、講義を通して、他者との関係性・チームビルディングを体感的に学ぶことにより、卒塾後も組織の中で意欲的に実践へとつなげることができるプログラムだと感じています。
当社では、主体性を持ってリーダーシップを発揮できる人財の育成に注力しています。ヤングエグゼクティブ・プログラムに派遣した社員は、他社の受講生と切磋琢磨し、チームビルディングや多様な学びを糧にしっかりと成長しています。次世代を担うリーダー候補育成プログラムの一つとして、近年ではグループ会社も含めた有望な若手社員に受講を推奨しています。
今期の募集は終了しました。